Profile Information

Affiliation
International Center for Japanese Studies, Tokyo University of Foreign Studies
Degree
博士(学術)(東京外国語大学)
修士(日本語教育学)(拓殖大学)

Researcher number
40705860
J-GLOBAL ID
201901011848104423
researchmap Member ID
B000373677

日本語学校での教師歴と日本語学習者向けの教科書執筆の経験を活かし、拓殖大学では工学部の留学生を対象にした日本語教育をはじめ、日本人学生を含めて社会人基礎力をつけるための日本語コミュニケーションの科目を教えてきた。大東文化大学では3年間言語学概論と日本語教授法を教えた。東京外国語大学では、これまで日本語教授法、口頭・文章表現を担当したほか、2018年度よりこれらに加えて語用論・会話分析の授業を担当している。また、日本語学校の日本語教師養成講座においては2018年度より言語学概論を担当し、その中で形態論・統語論・意味論・語用論の基礎を教えている。
研究については、修士課程から博士課程まで語彙意味論・認知意味論(認知言語学)を理論的な基盤として日本語の構文交替の言語現象を研究してきた。その中で「場」に注目した世界の捉え方に注目するようになり、「場の言語・コミュニケーション研究会」に参加しながら認知言語学と社会言語学および語用論とのつながりに研究を広げた。「場」に注目することによって既存の言語学のパラダイムの転換をはかることを目標としている。
東京外国語大学国際日本研究センターの特任研究員としてまた科研(基盤研究(B))プロジェクトの分担研究者として日本語学習者コーパスの構築作業に携わり、作文における誤用情報のデータベース化および中国語・英語母語話者の誤用分析など、理論と教育を結びつける研究を進めてきた。それと同時に、多言語から見た日本語複合動詞と日本語教育というテーマで研究会を定期的に開催し、各言語の研究のファシリテーターを務めるかたわら日本語教育への応用を研究している。

Papers

  11

Books and Other Publications

  7

Presentations

  8

Research Projects

  3