MISC

査読有り
2005年3月

クリティカルパスを使用した看護活動の実証的研究

山形保健医療研究
  • 加藤 和子
  • ,
  • 南雲 美代子
  • ,
  • 中村 祐子
  • ,
  • 内田 伸樹
  • ,
  • 片桐 智子
  • ,
  • 原 萃子

8
開始ページ
13
終了ページ
23
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公大)山形県立保健医療大学

看護経験7〜9年のベテラン看護師のフォーカスグループインタビューの会話から,クリティカルパス(CP)導入によって起こる看護の実態を分析し,以下の結果を得た.1)CPの指示には幅がある,2)CPには個別性が見えにくい,3)新人看護師にはCPはわかりやすい,4)他科患者を看護する際にはベテランナースでもCPはわかりやすい,5)CP使用により根拠の伴わない看護実践がなされている,6)CPの観察項目に関して的確な観察を行なっていない,7)CP以外に看護師独自の経験知や暗黙値を活用している,8)CPの指示の中でも,焦点化した看護を選択している,9)実践場面ではCPや標準看護計画には頼っていない,10)個別の看護実践の工夫や細かな観察ポイントの記録は残されていない

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ID情報
  • ISSN : 1343-876X
  • 医中誌Web ID : 2005189402

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