2020年
風波水槽での吹走距離延長のためのループ法の開発 -気流・波ハイブリットループ法の構築-
土木学会論文集B2(海岸工学)
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- 巻
- 76
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_1399
- 終了ページ
- I_1404
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/kaigan.76.2_i_1399
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
気候変動の予測において大気・海洋間運動量フラックスを算出する際に用いられる抵抗係数の正確なモデル化が重要である.そこで海洋シミュレーション装置である風波水槽が有用であるが,水槽全長を超える吹走距離での海洋環境の再現が不可能である.既往研究11)では水槽出口部の波を水槽入口部で生成する波ループ法を考案することで解決した.しかし完全に吹走距離を延長するには,水槽出口部の気流も水槽入口部で生成する必要がある.本研究では,水槽出口部の風速鉛直分布を可動翼を用いて水槽入口部で生成することで水槽全長(6.5m)を超える吹走距離12m地点における気流場の再現に成功した.さらに波・気流ループを組み合わせた気流・波ハイブリッドループ法の検討した結果,ループによって波が発達する傾向が示され,吹走距離延長の可能性が示された.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/kaigan.76.2_i_1399
- ISSN : 1884-2399
- eISSN : 1883-8944
- CiNii Articles ID : 130007935832
- CiNii Research ID : 1390286426518147840