長屋 尚典

オーストロネシア諸語、特に、フィリピン・インドネシアで話される諸言語を中心に、言語類型論の観点から、その文法構造について研究しています。

具体的には、タガログ語とラマホロット語 (東インドネシア、フローレス島) について、その文法関係やヴォイス現象、情報構造、空間表現を研究し、言語類型論についての貢献を目指しています。さらに、名詞修飾構文、関係節構文、名詞化、コピュラ構文にも興味を持ち、機能主義言語学や構文文法の立場から分析を行っています。

言語調査においては、フィールドワーク・実験を重視し、実際の談話や会話を撮影・録音することで、経験的事実に基づく記述・一般化を試みています。

さらに、note を利用して言語学に関連する記事を広く一般の方々に発信する取り組みも行っています。

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