2015年4月 - 2018年3月
グローバル社会とのグラウンディングを意図した「理科カリキュラムの統合化」の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 3,510,000円
- (直接経費)
- 2,700,000円
- (間接経費)
- 810,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本計画は、物理・化学・生物・地学の専門分化した既存の理科カリキュラムを、未来の市民としての「個人」とグローバル化していく「社会」との関わりの過程という視座から全体を俯瞰した上で捉え直し、「カリキュラムの分化と統合」を軸に再構築することを通して、グローバル社会とのグラウンディングを意図した「理科カリキュラムの統合化」を実証的に論究していくことを目的とする。そのために、①試行的授業実践研究、②諸外国の科学カリキュラムの事例研究と動向調査、③科学教育カリキュラム改革運動期におけるわが国の理科教育の歴史的解明という3つの分析項目を設定し、各方面からのアプローチを駆使して、総合的な考察を行い、わが国の理科教育が目指すべき1つの方向性への示唆を得る。