講演・口頭発表等

2022年3月3日

ピーク検出を用いた咀嚼回数の計測

情報処理学会第84回全国大会
  • 谷古宇直哉,小河誠巳(電機大)

開催年月日
2022年3月3日 - 2022年3月5日
記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
主催者
情報処理学会
開催地
愛媛大学

咀嚼とは、日常生活の中で口内に取り込んだ食物を飲み込む(嚥下)のに適した性状に調整するために噛み砕き、唾液と混ぜる口の働きと考えられている。
⽇本咀嚼協会によると健康を維持するために良く噛むことを推奨しているが 30 回という咀嚼回数はあくまで⽬安であると考えている。基本的には、安全に飲み込めることが重要なので 30回というのは、ある⾷品を健康な⼈が⾷べる場合の回数であるとしている。 しかし私たち現代人の食事は調理され、軟らかな料理いわゆる軟食化が進んでいるといわれている。
この軟食化が進むことで、1 回の食事に行う咀嚼回数が減少し、顎の発育成長に影響があるとの指摘や顎関節症、肥満症などの問題が生じているとされる。このようなことの改善策として本研究では、咀嚼回数計測の手法を検討する。