2013年4月 - 2018年3月
減災の観点から樹木根系の広がりを非破壊的に評価する方法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
樹木根系の高い減災効果を期待するために、根の広がりと強度を評価する必要がある。本研究の目的は、地中レーダを用いて土を掘らずに根の広がりを推定し、それらを用いて根の強度を非破壊的に推定する方法を提案することである。
地表面リターの厚さやレーダ探査角度は根の検出の制限要因となった。海岸林クロマツの根の広がり、特に水平根系は地中レーダにより精度高く推定できた。地下水位の高いクロマツでは浅い根系が確認された。根系の引き倒し抵抗力は根鉢深さと関係があった。地中レーダを用いた根直径の推定から根の強度を推定する手法が示唆された。
地表面リターの厚さやレーダ探査角度は根の検出の制限要因となった。海岸林クロマツの根の広がり、特に水平根系は地中レーダにより精度高く推定できた。地下水位の高いクロマツでは浅い根系が確認された。根系の引き倒し抵抗力は根鉢深さと関係があった。地中レーダを用いた根直径の推定から根の強度を推定する手法が示唆された。
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- 課題番号 : 25252027
- 体系的課題番号 : JP25252027