NMBコードの燃焼計算に用いる高速行列指数法の開発
日本原子力学会2021年春の年会
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- 開催年月日
- 2021年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京(online)
- 国・地域
- 日本
東京工業大学と原子力機構は共同で、核燃料サイクルのマスバランス解析コードであるNMB(Nuclear Material Balance)コードの開発を進めている。このコードの燃焼計算は原子炉または燃料バッチ毎に行列指数法を用いて行われる。解析条件によっては燃焼計算を非常に多くの回数行うため、計算コストの低減が課題であった。特に短半減期核種を行列指数法で解くためにはタイステップを半減期より十分に短くし、高い次数まで計算する必要があるため非常に計算コストがかかる。そこで計算コストをかけることなく短半減期核種を精度良く計算する方法として高速行列指数法を考案した。