論文

査読有り
2003年

MPS法よる砕波解析のための自由水面境界条件の改良

海岸工学論文集
  • 後藤仁志
  • ,
  • 五十里洋行
  • ,
  • 八木哲生
  • ,
  • 酒井哲郎

50
開始ページ
21
終了ページ
25
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
DOI
10.2208/proce1989.50.21
出版者・発行元
Japan Society of Civil Engineers

粒子法は, 水塊分裂を伴う激しい水理現象に対して柔軟かつ安定した解を得るために有効な手法であり, この利点を生かして, 近年, 砕波・越波に対する適用性の検討が進んでいる.巻き波型砕波では, ジェットの発生・着水・分裂, 飛沫の発生といった水塊分裂現象が支配的であり, 水塊分裂 (液滴の生成) 過程では, 表面張力の影響が重要となる.そこで, 粒子法における標準的表面張力モデルである体積力型のモデルを, 砕波・越波過程に適用する際の問題点を検討し, その改良案として, 粒子数密度の偏りを考慮した水面判定の高精度化の方法を提案する.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/proce1989.50.21
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003991361
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00368599963?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2208/proce1989.50.21
  • ISSN : 0916-7897
  • CiNii Articles ID : 130003991361

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