MISC

2007年3月

鉄型化ベントナイト水熱試験,2; 低酸素雰囲気,150$^{\circ}$Cにおける鉄型化ベントナイトの変化の同定

JAEA-Research 2007-018
  • 陶山 忠宏*
  • ,
  • 柴田 雅博
  • ,
  • 上野 健一
  • ,
  • 笹本 広

開始ページ
31
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2007-018

雰囲気制御グローブボックス(酸素濃度1ppm以下,N$_{2}$雰囲気)内において、Na型ベントナイト(クニピアF)にFeCl$_{2}$溶液を混合することによりあらかじめ鉄型化したベントナイトを温度制御した条件(150$^{\circ}$C)において、長期間(1年及び1年8か月(20か月))静置させ、鉄型化スメクタイトの長期挙動を把握するための実験を実施した。その結果、Fe型化したスメクタイトが溶解することにより、膨潤を妨げる物質が生成してスメクタイトに付着するものの、スメクタイトの構造(2:1型の2-八面体構造)や特性(膨潤特性及び陽イオン交換能)は維持されていたことを確認した。250$^{\circ}$Cにおける試験で同定された非膨潤性粘土鉱物の生成は、XRD分析等では確認されなかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2007-018
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5006466
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2007-018

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