2017年
係留ロープの破断事例分析と繋離船作業の安全性向上に向けた係留施設の設計上の配慮事項
土木学会論文集B3(海洋開発)
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- 巻
- 73
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_809
- 終了ページ
- I_814
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejoe.73.I_809
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
船舶が係留施設へ接岸または離岸する際の繋離船作業(船舶と陸上作業員の間で係留ロープを受け渡す作業)は港湾利用を支える基礎的な活動であるが,何らかの要因により係留ロープの切断事故が発生すると,繋離船作業等に重大な危険を及ぼす懸念がある.また,繋離船作業のうち陸上作業員が係留ロープを係船柱に掛け外しする作業では,それらの作業が安全かつ効率的に行われるように改善を図っていくことは重要な課題である.本研究は,繋離船作業の安全性の向上を図ることを目的として,過去の繋離船作業における係留ロープの破断事故の整理・分析を行うとともに,陸上作業員からのヒアリング等を踏まえて,繋離船作業の安全性に影響の大きい係留施設の附帯設備(係船柱,防舷材,車止め等)の設計の際,配慮すべき事項について検討したものである.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejoe.73.I_809
- ISSN : 2185-4688
- eISSN : 2185-4688
- J-Global ID : 201702262851148290
- CiNii Articles ID : 130005995596
- CiNii Research ID : 1390001205352986112