1998年
海水を真水にする膜技術
化学と教育
- 巻
- 46
- 号
- 7
- 開始ページ
- 400
- 終了ページ
- 404
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.20665/kakyoshi.46.7_400
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本化学会
大量の水を使う現代社会にあって水の確保は重要課題であり, 天候に左右されない海水淡水化による造水が日本でもクローズアップされてきている。とくに省エネルギーの膜技術は, 近年の高性能膜開発と相まって実績が伸びている。膜を用いる脱塩プロセスには, 圧力で水を膜透過させる逆浸透法と電位差でイオンを膜透過させる電気透析法がある。本稿では, 両プロセスのメカニズム, 最近の膜開発の動き, 世界の淡水化技術の現状を解説し, 最後に今後の課題にふれる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.20665/kakyoshi.46.7_400
- ISSN : 0386-2151
- CiNii Articles ID : 110001830127
- CiNii Books ID : AN10033386