1999年6月25日
バースト誤り通信路におけるSPIHT画像符号化法の性能評価
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 99
- 号
- 142
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本報告では,ウェーブレット変換係数の零樹表現を用いた画像符号化法の1つであるSPIHT (Set Partitioning in Hierarchical Trees)符号化法について,バースト誤り通信路における画像データ伝送のシミュレーションを行ない,再生画像の品質を評価した.さらに,バースト誤りから画像データを保護するために誤り訂正符号およびインターリーブを用いた場合の効果について評価・検討を行った.(23,12)ゴーレイ符号を誤り訂正符号としで用い,バースト誤りのモデルとしてはギルバートモデルを仮定した,計算機シミュレーションの結果,誤り訂正符号とインターリーブの適用により,バースト誤りに対して再生画像品質をかなり改善することができた.例えば平均バースト長5,平均ビット誤り率2×10^<-3>以下のバースト誤り通信路に対し,ゴーレイ符号と交錯度数15のインターリーブを用いた場合,再生画像の品質を誤りがない場合と同等に保持できることが分かった.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003305346
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060822
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/4793497
- ID情報
-
- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110003305346
- CiNii Books ID : AN10060822