MISC

1994年6月23日

ウェーブレット変換を用いた話速変換

電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム
  • 芹沢 恵
  • ,
  • 菊池 久和
  • ,
  • 中静 真
  • ,
  • 佐々木 重信
  • ,
  • 渡辺 弘道

94
116
開始ページ
145
終了ページ
152
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

音声の有声区間および無声区間を伸長することにより、難聴における聴こえが向上することが知られている。そこで、音程に変化を与えずに、音声の速度(話速と呼ぶ)を下げる.すなわち、ゆっくりとした音声にする研究が行われている。本稿では、聴覚の周波数分解能が低周波数域では高く、高周波域では低いという特性に注目し、これに類似した特性を持つウェーブレット変換を使用した話速変換方法を提案する。ウェーブレット変換を用いて、音声帯域を幾何対称に等比分割し、伸長処理を施す。その結果、音程に変化を与えず、自然に話速だけを変更することができた。この例をデモンストレーションする。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003198363
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013094
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003198363
  • CiNii Books ID : AN10013094

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