講演・口頭発表等

2012年6月

60 歳代における咀嚼能力とメタボリックシンドローム判定項目との関連

新潟歯学会雑誌
  • 高橋 純子
  • ,
  • 葭原 明弘
  • ,
  • 速水 隆
  • ,
  • Takahashi Junko
  • ,
  • Yoshihara Akihiro
  • ,
  • Hayami Ryu

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
主催者
新潟歯学会

咀嚼能力とメタボリックシンドロームに代表される全身の健康との関連については情報が乏しい。本調査の目的は,チューインガムを用いた咀嚼能力判定結果とメタボリックシンドローム判定項目との関連を分析し,健康施策策定のための基礎情報を得ることである。新潟県胎内市内の40 ~ 74 歳の国民健康保険への加入者で,平成20年の特定健診の集団健診受診者2,295 名のうち,咀嚼能力判定試験を受けた1,104 名から受診者の多かった60 歳代798名を調査対象とした。平均年齢±標準偏差は,65.1±2.7 歳である。咀嚼能力判定には,ロッテ社製の咀嚼力判定ガムを用いた。2分間噛んでもらったあとにカラーチャートにより咀嚼能力を5段階で評価した。メタボリックシンドローム判定項目と咀嚼能力との関連を重回帰分析により評価した。従属変数として腹囲,収縮期血圧,拡張期血圧,血清中HDL コレステロールレベル,および血清中HbA1C を採用した。それぞれの従属変数に対して,咀嚼能

リンク情報
URL
https://ci.nii.ac.jp/naid/120006329113