1997年 - 1998年
自然粘土の温度依存粘性挙動と熱弾粘塑性構成式の高度化
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 09650546
- 体系的課題番号
- JP09650546
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,200,000円
- (直接経費)
- 3,200,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
自然粘土はさまざまな環境において、変動する温度の影響をうけている。本研究では、異なる温度環境のもとで自然洪積粘土および練り返し再圧密粘土を対象に三軸圧縮試験・物理試験を実施するとともに、提案する熱弾粘塑性構成式を用いた一次元定ひずみ圧密試験の数値シミュレーションを実施した。得られた結論は以下の通りである。1. 異なる温度環境のもと(実験装置の制約から摂氏10-60度)での三軸圧縮試験を実施した。高温環境下においては圧密が促進され、常温環境のものよりも短い時間で高密度化することがわかった。また、圧密に引き続いて実施されたせん断試験結果より、高温度環境下における強度増加の促進が理解できた。採用した温度の範囲では、破壊定数は異なる温度環境下でほぼ同じであった。2. 異なった温度環境下における自然粘土のコンシステンシーを調べた。その結果、大阪洪積粘土においては約10-50℃の範囲で、液性限界および塑性限界に変化は見られな
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 09650546
- 体系的課題番号 : JP09650546