2010年12月
ネット上のトラブルや「いじめ」に関する報告-中学・高校生当時の体験を回想して-
名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学)
- 巻
- 第57巻
- 号
- 開始ページ
- 61
- 終了ページ
- 69
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18999/nupsych.57.61
- 出版者・発行元
- 名古屋大学大学院教育発達科学研究科
大学1年生に対し、中学や高校生の時にネット上でのトラプルやいじめ経験がある (本人または友人でもよい)人たちの中で、面接に協力してくれる24名に対し、大学院生が半構造化面接を行った。その結果、親しい友人からネット上で無視されたことや、他の人に悪口を言われたりすることのダメージが大きいことがわかった。余り親しくない人とのトラブルや攻撃に対してのダメージは小さいことがわかった。こうした結果は、教師が生徒指導を行う際には、十分認識される必要がある。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.18999/nupsych.57.61
- ISSN : 1346-1729
- CiNii Articles ID : 40018710394
- CiNii Books ID : AA11505296