共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2009年

神経損傷に起因する口腔顔面領域の病的疼痛の発症機序に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19592111
体系的課題番号
JP19592111
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

ラット新生仔において末梢神経切断やカプサイシンの全身投与を行うと、損傷を受けた末梢知覚神経細胞は、神経栄養因子の欠乏に起因するカスパーゼの連鎖的活性化によるアポトーシスに陥ると考えられる。成熟ラットでは神経切断後のアポトーシスは稀で、切断された神経は興奮伝達を行うことができるが、脳内のニューロンの興奮性が上昇し些細な刺激に対して過剰反応を起し、病的疼痛が発症すると考えられる。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19592111/19592111seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19592111
ID情報
  • 課題番号 : 19592111
  • 体系的課題番号 : JP19592111