MISC

2000年

幼若永久歯の総合的研究 -歯垢付着状態歯肉状態-

小児歯科学雑誌
  • 長坂 信夫
  • 海原 康孝
  • 岡田 臨三
  • 粟根 佐穂里
  • 松下 愛
  • 三浦 一生
  • 五十嵐 清治
  • 小口 春久
  • 甘利 英一
  • 神山 紀久男
  • 真柳 秀昭
  • 佐藤 博
  • 鈴木 康生
  • 野田 忠
  • 下岡 正八
  • 五嶋 秀男
  • 渡部 茂
  • 栗原 洋一
  • 前田 隆秀
  • 小野 博志
  • 菊池 進
  • 町田 幸雄
  • 赤坂 守人
  • 佐々 竜二
  • 桧垣 旺夫
  • 内村 登
  • 大森 郁朗
  • 今西 孝博
  • 宮沢 裕夫
  • 黒須 一夫
  • 吉田 定宏
  • 大東 道治
  • 祖父江 鎭雄
  • 下野 勉
  • 西野 瑞穂
  • 木村 光孝
  • 中田 稔
  • 本川 渉
  • 後藤 讓治
  • 小椋 正
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38
1
開始ページ
30
終了ページ
46
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11411/jspd1963.38.1_30
出版者・発行元
日本小児歯科学会

幼若永久歯の保護と小児期の口腔健康管理法の確立を目的として、全国29大学歯学部小児歯科学講座および教室により、 5歳Oか月から16歳11か月までの男子2015名、女子2065名、計4080名の小児を対象として、歯垢付着状態および歯肉状態について、年齢的および萌出程度別に萌出歯全てについて調査集計し、以下の結果を得た。 1)歯垢付着状態 上顎前歯は男女ともに増齢に伴い歯垢の付着のないもの(P1IO)の割合が減少する傾向が認められた。大白歯は男女ともに前歯および小臼歯よりもP1IOの割合が低い値を示す傾向にあった。また、 16歳時の上下顎全歯種で、 P1IOが最も低い値を示したものは、男女とも上顎第二大臼歯であった。男子より女子の方がP1I0の値が高い傾向にあった。男女ともに、萌出途中の方が萌出完了してからの歯よりも、 P1IOの値が小さい傾向にあった。 2)歯肉状態 上顎の前歯では、正常歯肉のもの(GIO)の割合は、男子は12歳時から16歳時の間で、増齢に伴い高い値を示す傾向にあったが、女子は12歳時から16歳時の間では類似した値を示した。大臼歯のGIOの割合は、全ての年齢において、類似した値を示し、男女間で差が認められない傾向にあった。 GIOの割合は、上顎は男女ともに小臼歯が前歯や大臼歯と比較して高い値を示し、下顎は前歯が低い値を示す傾向にあった。男女ともに犬歯において、萌出途上と萌出完了したものでGIOの値に差が認められる傾向があった

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11411/jspd1963.38.1_30
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10010636367
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00116228
URL
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00027273
URL
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2000173138
ID情報
  • DOI : 10.11411/jspd1963.38.1_30
  • ISSN : 0583-1199
  • CiNii Articles ID : 10010636367
  • CiNii Books ID : AN00116228

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