2015年7月
MDCTを用いた川崎病冠動脈病変の経過観察
Progress in Medicine
- 巻
- 35
- 号
- 7
- 開始ページ
- 1193
- 終了ページ
- 1197
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
当科では川崎病冠動脈病変の診断に平成18年11月からMDCTを導入している。これまで50症例に対し合計81回の撮像を行った。使用装置も進化を重ね、現在使用しているDiscovery CT750HD FREEdom Editoinにおいては少ない被ばく量で鮮明な画像が得られるばかりか、狭窄病変の判定に際して不都合な石灰化病変をソフト的に処理することで、従来にくらべ正確な狭窄度の判断ができるようになった。当科の症例を提示しMDCT診断の現状を検討した。