2009年
高校生に対する性感染症予防教育講座受講前後における性意識の変化
埼玉県立大学紀要
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- 巻
- 11
- 号
- 開始ページ
- 41
- 終了ページ
- 47
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 埼玉県立大学
【目的】高校生に対する性感染症予防教育講座受講前後における性意識の変化を明らかにすることを目的とする。【方法】2007年12月から2008年2月までに性感染症予防教育講座を実施した全日制高校3校において、受講前後に質問紙調査を行った。【結果】受講後は「性感染症に関する知識」の正答率および「性感染症に関する関心」が有意に上昇した。「高校生の性交についての見解」は「肯定群」の割合が有意に減少し、「自分自身の性交容認時期」は「高校卒業後」が有意に増加した。「コンドームに対する使用意識」は「常時使用する」の割合は男性では受講前後において、有意差はみられなかった。【考察】高校生の性行動は性感染症に関する正しい知識を得ることによって、自らの意思で抑制もしくはその開始時期を遅らせる効果が期待できることが示唆された。【結論】高校生に対する性感染症予防教育において特に男性の予防行動に如何につなげていくかが課題として考えられた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007590180
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11480694
- ID情報
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- ISSN : 1345-8582
- CiNii Articles ID : 110007590180
- CiNii Books ID : AA11480694