2015年4月 - 2019年3月
交替勤務者の業務上エラーのリスク要因に関する研究:職種・労働時間・睡眠との関連
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
交替勤務労働者の眠気に関して3つの研究を行った。1)製鉄所の男性交替勤務者の深夜勤8時間における眠気は、若年であること、睡眠直前のPC等の使用、夜勤後の午後に就寝すること、仕事の達成感の低さと関連していた。2)これを応用した睡眠衛生教育で、深夜勤における眠気に改善傾向が見られたが、睡眠行動や眠気の変化には個人差も見られた。3)看護師の12時間夜勤を模したシミュレーション実験を行った結果、1)2)で用いた眠気の自覚的評価は他覚的に測定した注意力低下と相関していた。60分休憩を2時または4時のどちらの時間帯に与えても差はなかった。
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- 課題番号 : 15K11859
- 体系的課題番号 : JP15K11859