1996年2月1日
部分床義歯装着後の鉤歯動揺度の短期的な変化
日本補綴歯科學會雜誌
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- 巻
- 40
- 号
- 1
- 開始ページ
- 59
- 終了ページ
- 64
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2186/jjps.40.59
- 出版者・発行元
- 社団法人日本補綴歯科学会
部分床義歯の予後を良好に保つためには,残存歯の歯周状態を正確に把握し,義歯の設計に反映させることが不可欠となる.一般臨床においても骨吸収度や動揺度などの診査が必ず行われている.また,これまでに部分床義歯の鉤歯の動揺度に関する予後調査は多数行われ,義歯装着後1年から10年程度にわたる結果が報告されている.義歯の維持装置が鉤歯に与える影響を明確にするためには,これらに加えて,装着後短期間における鉤歯の動揺の挙動についても観察する必要があると考えられる.本研究では,部分床義歯の装着が3カ月間に鉤歯の歯周組織に与える影響を,動揺度の観点から評価するとともに,その挙動に関与する因子について分析している.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2186/jjps.40.59
- ISSN : 0389-5386
- CiNii Articles ID : 110003856603
- CiNii Books ID : AN00197911