2015年4月 - 2019年3月
スプライシング因子の新規機能を利用した動物細胞ディスプレー技術の高度化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
申請者は、抗体遺伝子の変異能力を有するニワトリB細胞株DT40を利用して動物細胞ディスプレー技術を構築した。本研究では、抗原結合による生存シグナルの惹起と抗体遺伝子変異の誘導におけるSRSF1の機能の一端を明らかにし、スプライシング因子の発現操作により、外来からDT40細胞に導入した抗体遺伝子、非抗体遺伝子への変異導入効率を向上させるのに有効であることを見いだした。一方、変異導入効率に有効な導入遺伝子の最適化法も見いだした。
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- 課題番号 : 15H04196
- 体系的課題番号 : JP15H04196