2016年4月 - 2020年3月
在宅医療を支える遠隔看護技術の実用化に向けたプロトタイプの提案
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究は3つの研究により実施した。(1)次世代の在宅医療における遠隔看護の実証の場の構築、(2)遠隔看護に必要な各種デバイスの開発とプロトタイプの提案、(3)遠隔看護の実施に求められる教育プログラムの作成と評価。これらの研究により、今後の在宅医療の基盤となる遠隔看護を社会実装する要素と、その実用化に向けた提案を行った。その結果、プロトタイプⅠ:健康維持段階、プロトタイプⅡ:境界領域の段階、プロトタイプⅢ:慢性期の段階、プロトタイプⅣ:終末期の段階、の4種類の遠隔看護システムを提案した。また遠隔看護の実用化に向け、AI機能などのデータ活用や法制度の確立など今後求められる7つの課題を考察した。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H02693