2009年 - 2010年
血漿CTGFの高血圧性心肥大バイオマーカーとしての有用性-基礎的検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究では圧負荷モデルラットにおける心肥大の発生と血中結合組織成長因子(CTGF)濃度の推移との関連について検討を行った。血中CTGF濃度は左室壁肥厚をきたさない術後3日目から2週目にかけて、一部の圧負荷ラットで高値例が認められたが、圧負荷群と対照群(sham群)で統計学的には有意な差は認められなかった。術後3週目以降に圧負荷ラットにて左室壁厚に有意な増加が認められたが、その血中CTGF濃度は2群間で有意な差は認められなかった。
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- 課題番号 : 21790537
- 体系的課題番号 : JP21790537