2016年4月 - 2019年3月
咀嚼時の快・不快情動が生体反応に与える影響
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 16K11640
- 体系的課題番号
- JP16K11640
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
咀嚼運動により脳血流を増加させることが知られている。申請者らは、食事によって生じる情動(快/不快)と脳および全身の循環応答との関連性に注目した研究を行ってきた。課題期間中、おいしいと感じるものを食べること,すなわち「快情動」が強い咀嚼は脳血流を増加させ、ストレス発散(低減)に繋がる内分泌調節が働くことが明らかになった。
一方で、ヒトは不快や苦痛を伴うことが予想できても能動的に行動を起こす場合もあるため、美味しいガム(快情動)と美味しくないガム(不快情動)の咀嚼時脳血流をf-NIRSを用いて計測し、比較を行った。その結果、咀嚼時の情動刺激の違いは左側背外側前頭前皮質と推定される部位に現れた。
一方で、ヒトは不快や苦痛を伴うことが予想できても能動的に行動を起こす場合もあるため、美味しいガム(快情動)と美味しくないガム(不快情動)の咀嚼時脳血流をf-NIRSを用いて計測し、比較を行った。その結果、咀嚼時の情動刺激の違いは左側背外側前頭前皮質と推定される部位に現れた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 16K11640
- 体系的課題番号 : JP16K11640