2007年 - 2011年
フラストレーションとカイラリティ
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特定領域研究 特定領域研究
カイラリティとは、秩序状態の構造が局所的に「右」か「左」かの"掌性"を表す自由度であり、「フラストレート系」において、重要な役割を果たす。本計画研究においては、幾何学的フラストレート磁性体、スピングラス磁性体、超伝導セラミックス、マルチフェロイクス系等の多様なフラストレート系を対象にカイラリティが導く新現象を探究し、新奇カイラルグラス状態を見出し「スピン-カイラリティ分離現象」に関する知見を得た。
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- 課題番号 : 19052006
- 体系的課題番号 : JP19052006