1993年4月 - 2003年3月
示差熱分析と真空紫外光電子放出を用いた長鎖n-アルカンの表面固化現象に関する研究
科学研究費補助金
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基本的な有機化合物の一つであるn-アルカンに、表面固化とよばれる新しい相が発見され注目を集めている。表面固化とはn-アルカンが液体から結晶化する際、気/液界面の薄層がバルク固化温度に比べて高い温度で結晶化する現象である。本研究では、薄膜型示差熱分析と真空紫外光電子放出を用いて、この現象を明らかにすることを目的としている。