2019年3月
曝気循環を考慮した寺内ダム表水層における水質解析
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寺内ダムは、洪水調節、水道用水の供給及び灌漑用水の確保、流水の正常な機能の維持を目的とする多目的ダムとして1978年に管理開始された。管理当初より寺内ダム貯水池内ではアオコの発生が確認されており、富栄養化対策として曝気循環装置が1999年に1基、2003年に1基、2010年に4基の計6基が現在稼働している。その他にも様々な水質保全対策がなされている。本研究は、曝気循環を考慮した水質解析モデルを用いて寺内ダムの藻類挙動について考察したものである。