共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

軟骨代謝機能に及ぼす亜鉛シグナルの役割解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
15K11050
体系的課題番号
JP15K11050
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

従来より亜鉛の代謝異常が骨格成長異常や老化に関わる事が示唆されているが、その詳細は不明である。本研究は、骨格成長における亜鉛の代謝異常がおよぼす影響について解析を行った。解析には、Cre-loxPシステムによる軟骨特異的ZIP10(亜鉛トランスポーター)欠損マウスを作製し、ZIP10が骨格形成に必須であることが明らかとなった。さらに、次世代シークエンサーを用いて発現遺伝子解析を行い、野生型と欠損マウス両者間で発現差異のある遺伝子の網羅的に解析し、ZIP10依存性に変動する遺伝子群の抽出を行なった。本研究より得られた知見は亜鉛を標的とした新しい関節障害の治療法の開発に役立つ事が期待できる。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K11050/15K11050seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K11050
ID情報
  • 課題番号 : 15K11050
  • 体系的課題番号 : JP15K11050