論文

2016年4月

【嚥下障害の完全マスター】 嚥下の病態生理

耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 今泉 光雅
  • ,
  • 大森 孝一

88
4
開始ページ
276
終了ページ
282
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)
出版者・発行元
(株)医学書院

<POINT>嚥下は,先行(認知)期,準備期,口腔期,咽頭期,食道期に分類され,誤嚥に直接関与する喉頭の役割は大きい。そのため,多職種によるチーム医療において耳鼻咽喉科医が積極的に貢献すべき領域と考えられる。摂食・嚥下運動にはさまざまな器官や,神経,筋肉が関与しているため,嚥下の病態生理の理解には,基本的な解剖や生理の知識が必要である。嚥下運動の中枢調節機構の解明など,さらなる研究が望まれる分野である。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0914-3491

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