2006年2月
アドバンシング物理を利用した理科の大学初年次講義 II―気体分子運動論をめぐって―
新潟大学教育人間科学部紀要 自然科学編
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- 巻
- 8
- 号
- 2
- 開始ページ
- 13
- 終了ページ
- 34
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 新潟大学
学校教育課程理科の初年次生を対象にした講義スタディ・スキルズIにおいて,2003,2004年度に引き続き,アドバンシソグ物理を利用した講義を行った。2005年度は,「熱」に関する章を選び,気体分子運動論とボルツマン因子の理解を目指した。アンケートなどから,理解の形成ができた事柄とともに,今後の課題が浮かび上がった。十分時間をかけて講義し実習を実施した,気体分子運動論,ボルツマン因子の由来,ブラウソ運動などに関連した事柄の理解には一定の成果があった。一方,単位,力学の基本的概念についての理解が不安定である様子が見られた。今年度の経験をふまえ,来年度以降の講義の改善可能性について考察した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1344-2961
- J-Global ID : 200902217168227354
- CiNii Articles ID : 110004785999
- CiNii Books ID : AA11276235