2007年3月
料理の伝わり方に関する研究
賢明女子学院短期大学研究紀要
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 42
- 号
- 開始ページ
- 89
- 終了ページ
- 95
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 賢明女子学院短期大学研究紀要
K女子短大(姫路市)1年生36名、A女子短大1,2年生29名を対象に2006年10月に調理の伝わり方についての調査をおこない、1982年と1993年の調査結果と比較した。「作れる」料理は和風料理が減少し、外来料理が増加した。「白和え」は1982年では素材から手作りされていたがあまり手作りされなくなった。「ホワイトシチュー」は1982年ではあまり手作りされなかったが、1993年、2006年では市販のルーを利用して手作りされることが多くなった。最近では、家庭で親から子へ料理が伝承されることが減少しているように言われるが、今回は料理を「母」から教わったとする者が多く、ただ料理の内容は和風料理よりも外来料理が伝承されるように変化していた。 共同研究につき本人担当部分抽出不可能