基本情報

所属
愛知県立大学 外国語学部 教授
学位
博士(文学)(2000年11月 筑波大学)

J-GLOBAL ID
200901063176924365
researchmap会員ID
5000057638

外部リンク

熊本県天草市生まれ。国際基督教大学卒業後、編集者を経て、筑波大学大学院哲学思想研究科で荒木美智雄教授の元、宗教学を学ぶ。ラテンアメリカ地域研究やポストコロニアリズム、異文化接触の問題に取り組み、博士論文『新世界の悪魔―スペイン・カトリシズムとアンデス先住民宗教』(大学教育出版、2007年)では、アンデス先住民宗教に対するスペイン・カトリシズムの迫害や異端審問、偶像崇拝撲滅運動について論じ、両者の葛藤を描いた。大航海時代のスペイン、メキシコ、フィリピン、日本間の通商ルートに興味を持ち、キリスト教布教と通商関係がどのような形で結びついていたか研究、翻訳した。朴哲著、谷口智子訳『グレゴリオ・デ・セスペデス―スペイン人宣教師が見た文禄・慶長の役―』(2013年、春風社)がある。現在は愛知県立大学外国語学部でラテンアメリカ研究と宗教学を教えている。また、16世紀南米アンデスのタキ・オンコイ運動についても新しい視点「水銀中毒説」からルイス・アルベルト・サンタマリア・ファレスらと共同研究し、編著『タキオンコイ 踊る病ー植民地ペルーにおけるシャーマニズム、鉱山労働、水銀中毒』(2023年、春風社)にまとめた。現在は北米から中南米にかけて先住民儀礼や神話について共同研究し、カナダやアメリカなどでフィールドワークしている。


経歴

  5

委員歴

  2

論文

  24

MISC

  28

主要な書籍等出版物

  10

講演・口頭発表等

  31

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  12

メディア報道

  1