2019年4月 - 2023年3月
小型汎用パルス強磁場を用いた先端測定による強磁場物性開拓
文部科学省 基盤研究(B)
- 配分額
-
- (総額)
- 17,680,000円
- (直接経費)
- 13,600,000円
- (間接経費)
- 4,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
19H01832
本研究計画では、非常に高い磁場領域で実現する新奇物性を先端的な精密測定を用いて観測し、その起源を解明していく。一般的な超伝導磁石を用いた強磁場発生法では、15テスラ程度の磁場が限界であるが、瞬間的に強磁場を発生させるパルス磁場技術ではこれをはるかに超える30テスラ超級の磁場を発生させることができる。しかし、数十ミリ秒のあいだに数十テスラの磁場変動が起こるため、パルス磁場下での精密測定は困難であった。そこで、最新の磁場制御技術により数ミリ秒の間磁場の時間変動が全く無くなる準定常磁場を利用することで、複数の精密測定を実現し、これらを多角的に用いた研究により強磁場物性を開拓する。
本研究計画では、非常に高い磁場領域で実現する新奇物性を先端的な精密測定を用いて観測し、その起源を解明していく。一般的な超伝導磁石を用いた強磁場発生法では、15テスラ程度の磁場が限界であるが、瞬間的に強磁場を発生させるパルス磁場技術ではこれをはるかに超える30テスラ超級の磁場を発生させることができる。しかし、数十ミリ秒のあいだに数十テスラの磁場変動が起こるため、パルス磁場下での精密測定は困難であった。そこで、最新の磁場制御技術により数ミリ秒の間磁場の時間変動が全く無くなる準定常磁場を利用することで、複数の精密測定を実現し、これらを多角的に用いた研究により強磁場物性を開拓する。