2021年12月11日
保護者が主導した幼稚園イベント情報システムの構築及び運用
情報システム学会 第17回全国大会研究発表大会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 情報システム学会
我々は幼保施設情報化に着目してきた.幼保施設教職員不足政策として情報化による業務改善が挙げられていた.そこで情報システムの利用者が,自力で自らの業務改善に資する情報システム構築モデルを提案した.その後,岐阜県の幼稚園等で実証実験を重ねてきた.園長による情報システム構築には至らなかったものの,幼稚園の保護者達が主導し,保護会主催のイベントであるオンラインバザーシステムを構築し,運用に至った.あわせて提案モデルの実用性を向上するため,技術受容モデルに即し,情報システムの専門家ではない一般利用者が情報システム構築を受容する要因の調査を行った.その結果,知覚された有用性,知覚された使いやすさが情報システム構築を受容する要因である可能性があることがわかった.