2016年4月 - 2019年3月
光干渉断層法を応用した新規低侵襲口腔粘膜検査法の開発とその有用性の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
口腔粘膜に存在している水やヘモグロビンによる吸収と散乱による障害を可及的に回避できる600nm~1600nmの波長域の中から、現時点において各種産業分野において既に使用されている波長を選択し、半導体レーザー励起フェムト秒レーザーなどの光源を用いて、ウサギの口腔粘膜(舌、歯肉および頬粘膜)の観察を行い、さらに観察を行った部位の組織切片を正確に作製、OCT観察像と比較し、口腔粘膜疾患の診断という観点から最適と考えられる(すなわち生体内浸透深さが1.5~2.0mmあるいはそれ以上となる)OCT観察像が得られる波長(中心波長)および出力を決定した。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16K11770
- 体系的課題番号 : JP16K11770