本書は、借地借家法全条文のコンメンタールである。判例、学説さらに実務上の要望に関する情報をできるかぎり広く、かつ、客観的な観点からの評価に耐える方法で取り上げている。また、借地借家法の改正によって定められた定期借地権、定期借家権なども詳細な解説を試みている。さらに、この第四版では、平成15～16年ごろ最高裁判例まで煩わせたサブリース問題についても取り上げ、別枠を設け、解説をしている。