2013年4月 - 2018年3月
リボソームを介した新しい酸化ストレス応答機構の解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
個体レベルでのGCN1L1の役割を明らかにするためにGCN1L1LのRWD BD (RWD binding domain)特異的欠失マウス(GCN1L1 deltaRWDBDマウス)を作成した。GCN1L1 deltaRWDBDマウスは、胎児期により成長遅延を呈し出生直後に肺胞虚脱のため呼吸不全により死亡した。GCN1L1 KOマウス由来の胎児期繊維芽細胞で解析すると、DRG2のタンパク質量低下を伴うG2/M arrestを起こしていることが明らかになった。GCN1L1はDRG2の機能調節を介して細胞増殖を制御していることが示唆された。
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- 課題番号 : 25293064
- 体系的課題番号 : JP25293064