MISC

2007年

放送番組を用いた社会科の授業が教師と児童に与える効果 -教師の授業力と児童のまとめる力についての検証-

日本教育メディア学会誌「教育メディア研究」
  • 村井万寿夫
  • ,
  • 中川一史

14
1
開始ページ
71
終了ページ
79
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.24458/jaems.14.1_71
出版者・発行元
日本教育メディア学会

インターネットとテレビの利用により,放送番組を利用できる環境が従来に増して高まってきた。しかし,放送番組を利用しようとしない教師が少なくない。そこで,放送番組を用いた授業が教師や児童に好影響を与えるとの仮説を立て,実証的な研究を行った。仮説を検証することによって,わかる授業のための放送番組の利用促進に寄与したいと考えたからである。研究の結果,授業に放送番組を利用することによって,教師には授業設計力や本時の展開力がつき,児童には学ぶ意欲やまとめる力がつくことが明らかとなった。また,まとめる力についての児童の自己評価と教師評価には,かなり相関があるという示唆を得ることができた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.24458/jaems.14.1_71
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009780614
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11144471
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/9636271
ID情報
  • DOI : 10.24458/jaems.14.1_71
  • ISSN : 1340-9352
  • CiNii Articles ID : 110009780614
  • CiNii Books ID : AA11144471

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