JRR-3中性子導管の現状
4th International Workshop on Neutron Delivery Systems (NDS 2015)
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- 開催年月日
- 2015年9月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- フランス
JRR-3は熱出力20MWのスイミングプール型の研究炉である。JRR-3は照射試験、RIの製造などの利用施設を有し、熱及び冷中性子を中性子ビーム実験のために供給している。この熱及び冷中性子を重水タンクから輸送するためビームホールに計5本の中性子導管が設置されており、全長60m程度の熱中性子導管を2本、全長31-51mの冷中性子導管が3本設置されている。JRR-3とその利用施設は平成23年3月11日の東日本大震災により被災し、中性子導管にズレが生じた。JRR-3では全ての中性子導管に曲管部を有しているため、中性子導管のズレは強度を減少するだけでなく特性波長も変化する。本発表では、JRR-3中性子導管の震災からの復興作業及び現状について報告する。