2012年4月 - 2016年3月
原発性肝硬変等慢性炎症性疾患に関与するレンサ球菌のゲノムと病原因子解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では中年以降の女性に好発する原発性胆汁性肝硬変の発症・進展にStreptococcus intermedius (SI)の慢性炎症(歯周病)が関与しており、局所で産生されたhistone-like proteinの持続的供給が病態に寄与していることを明らかにした。S. anginosus group (SAG) の中でSIは他の菌種に比べて均一な遺伝的背景を持っており、ニッチな環境に特化して宿主であるヒトと共進化してきた結果であると考えられた。
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- 課題番号 : 24590536
- 体系的課題番号 : JP24590536