2016年4月 - 2020年3月
考古学理論・実践の歴史・哲学的考察に基づく人文学の哲学の基盤構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K16685
- 体系的課題番号
- JP16K16685
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 3,640,000円
- (直接経費)
- 2,800,000円
- (間接経費)
- 840,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本年度の計画としては,前年度までの研究内容,特に考古学と自然科学の関係についての考察を深化・発展させつつ,考古学「からの」人文学の哲学の基盤構築を目指すというものであった.具体的には考古学以外の人文学・社会科学(特に人類学・歴史学)との関係性を考察しつつ,これらの分野が考古学に対していかなる意味を持ちうるか,認識論的・方法論的に考察することである.
まず,前年度までの研究内容を深化・発展させるという目的については,特に日本考古学の歴史に即して,考古学と自然科学の関係,あるいは考古学における理論の歴史的展開の二点について考察を行い,以下二つの論考を発表することができた.
中尾央.2018.考古学理論との対峙:プロセス考古学とポストプロセス考古学.阿子島香・溝口孝司(監修)『ムカシのミライ:プロセス考古学とポストプロセス考古学の対話』,pp. 1-20,勁草書房.
Nakao, H. 2018. A quantitative history of Japanese archaeology and natural science. Japanese Journal of Archaeology, 6(1): 3-22.
前者の論考は日本考古学における理論の展開・役割・意義などを考察した書籍であり,こちらは編集作業にも関わった.
後者の課題については,考古学と人類学や(歴史)社会学など,その関連分野との関係を考察した.成果については学会などでの研究報告をいずれ行う予定である.
まず,前年度までの研究内容を深化・発展させるという目的については,特に日本考古学の歴史に即して,考古学と自然科学の関係,あるいは考古学における理論の歴史的展開の二点について考察を行い,以下二つの論考を発表することができた.
中尾央.2018.考古学理論との対峙:プロセス考古学とポストプロセス考古学.阿子島香・溝口孝司(監修)『ムカシのミライ:プロセス考古学とポストプロセス考古学の対話』,pp. 1-20,勁草書房.
Nakao, H. 2018. A quantitative history of Japanese archaeology and natural science. Japanese Journal of Archaeology, 6(1): 3-22.
前者の論考は日本考古学における理論の展開・役割・意義などを考察した書籍であり,こちらは編集作業にも関わった.
後者の課題については,考古学と人類学や(歴史)社会学など,その関連分野との関係を考察した.成果については学会などでの研究報告をいずれ行う予定である.
- ID情報
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- 課題番号 : 16K16685
- 体系的課題番号 : JP16K16685
この研究課題の成果一覧
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論文
5-
旧石器研究 16 1-9 2020年5月 査読有り招待有り筆頭著者責任著者
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情報考古学 = Journal of computer archaeology : 日本情報考古学会誌 24(1) 10-29 2019年 査読有り
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Japanese Journal of Archaeology 6(1) 3-22 2018年9月 査読有り筆頭著者責任著者
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日本考古学 44(44) 65-77 2017年10月 査読有り
-
Biology Letters 12(3) 2016年3月 査読有り筆頭著者責任著者