MISC

査読有り
2000年1月

Within-inflorescence variation in seed set of white clover (Trifolium repens L.) and its consequence for seed size variation.

Grassland Science
  • 澤田 均ほか

45
4
開始ページ
329
終了ページ
334
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.14941/grass.45.329
出版者・発行元
日本草地学会

シロクローバは多数の小花が集合した頭花をつけるが,同じ頭花でも小花によって結実数が異なる。本研究では野外集団における結実の頭花内変異の様相とその種子サイズへの意味を調べた。その結果,野外集団でも頭花内の結実変異が著しいことを確認した。この変異の一部は小花の着生位置で説明できた。頭花上部の小花は下部の小花より結実率が低く,種子サイズも小さい傾向にあった。一方,隣り合う小花の間ですら結実率が著しく異なった。この結実変異と種子サイズの関係を分析した結果,頭花下部で小花当り結実数とは無関係に均一サイズの種子をつくる傾向の強いことが示唆された。一方,頭花上部の小花では資源の選択投資の可能性があった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14941/grass.45.329
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003849923
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00194108
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/5302030
URL
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010602234 本文へのリンクあり
ID情報
  • DOI : 10.14941/grass.45.329
  • ISSN : 0447-5933
  • CiNii Articles ID : 110003849923
  • CiNii Books ID : AN00194108

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