論文

2016年

C60分子の特異な磁化率

日本物理学会講演概要集
  • 平郡 諭
  • ,
  • 下谷 秀和
  • ,
  • Phan Q. T. N.
  • ,
  • 松田 祐貴
  • ,
  • 櫻井 英博
  • ,
  • 谷垣 勝己

71
開始ページ
1558
終了ページ
1558
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_1558
出版者・発行元
一般社団法人 日本物理学会

<p>C60の磁化率はグラファイトと比較して極めて小さい。sp3のみからなるダイヤモンドのそれに近い。1990年代にR.C.HaddonによりC60中の五員環と六員環におけるリングカレントの相殺でその小さい磁化率は説明され、長年信じられてきた。講演者は以前よりリングカレントに依る解釈に疑問を抱いており、今回再考することでリングカレントでは説明できないこと、及び新たな解釈に依り上手く説明できることを実験、理論計算に依り見出した。</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_1558
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006244215
ID情報
  • DOI : 10.11316/jpsgaiyo.71.2.0_1558
  • CiNii Articles ID : 130006244215

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