2019年4月 - 2022年3月
non-canonical抗原提示経路を介して抗腫瘍効果を発揮するRNAワクチン
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
我々が同定したnon-canonical抗原提示経路(ER-Golgi非依存性経路)を経るように抗原の運命を指定することができる、「Artificial Designed Sequence (ADS)」ペプチド配列構造、がん細胞ネオエピトープ、pseudouridineを埋め込んだRNAワクチンをin vitro 転写システムを用いて作製した。RNAワクチンの免疫賦活化能力をネオエピトープ認識特異的TCRを持つレポーターT細胞を用いて定量的に評価し、non-canonical抗原提示経路で処理される事によって、RNAワクチンが効率良く細胞性免疫誘導を発揮できる事を明らかにした。
- ID情報
-
- 課題番号 : 19K07782
- 体系的課題番号 : JP19K07782