MISC

2006年6月29日

近傍界測定データを用いた液体中におけるアンテナ利得の決定

電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
  • 石井 望
  • ,
  • 赤川 拓平
  • ,
  • 佐藤 賢一
  • ,
  • 浜田 リラ
  • ,
  • 渡辺 聡一

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140
開始ページ
1
終了ページ
6
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

3GHz以上の周波数帯における携帯移動端末のSAR(比吸収率)を評価するために,300MHz-3GHzで利用されているSARプローブの較正法に代わる新しい較正法が必要となっており,筆者らはその開発に取り組んでいる.我々の較正法では,利得較正された基準アンテナを組織等価液剤中に設置し,Friisの伝達公式に基づき,アンテナ放射電界強度とSARプローブ出力電圧を関連づける.しかしながら,3GHz以上では,液剤中での電磁波の減衰が著しく,Friisの伝達公式の前提条件である遠方界領域における利得較正の実施が困難となる.この問題を解決するために,液剤中の近傍界において適用な可能なFriisの伝達公式の利用を試みた.本報告では,その適用結果について紹介し,その妥当性を検証する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004809528
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060764
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8015982
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110004809528
  • CiNii Books ID : AN10060764

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