2018年3月
人権教育としての公害教育の見直し — 福島第一原子力発電所に関する問題を事例に
2018年日本環境教育学会北海道支部大会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 日本環境教育学会北海道支部
- 開催地
- 札幌市
過去における四大公害をはじめとする公害を扱った教育実践の到達点に立脚して、現在において我が国が直面している福島第一原発の炉心融解とそれによる被害の現状を題材とする授業プランを構成し、大学生を対象に原発裁判の模擬裁判をともなう実践を行なった結果、13名のうち2名のみが最終目標に到達した。このことから、授業改善の課題として原発被災者の心情が汲み取れる証言を教材として活用する必要性が指摘された。