2018年
携帯型環境たばこ煙中ニコチン捕集装置の開発:―送風型パッシブサンプラー(Semi-active sampler)を用いたニコチン個人曝露量調査―
室内環境
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- 巻
- 21
- 号
- 1
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.7879/siej.21.1
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 室内環境学会
環境たばこ煙(ETS)中のニコチンは,ガス状だけでなくたばこ煙粒子に吸着するため粒子状としても存在する。したがって,受動喫煙のマーカー物質としてニコチンの個人曝露量を調査する場合,ガス状および粒子状のニコチンを捕集する必要がある。本研究ではニコチンの個人曝露量を測定する方法として,セミアクティブサンプラーを用いた手法を開発した。本サンプラーは,アルミ製円筒状サンプラー中にニコチンの捕集材としてL-アスコルビン酸を担持した筒状のポリエステル系ポリウレタンフォーム(PUF)を設置し,サンプラー内壁とPUFの隙間に試料空気を小型ファンによって吸引する構造になっている。吸引された空気中のガス状および粒子状ニコチンはPUFに同時に捕集される。L-アスコルビン酸担持PUFを用いることで捕集ニコチンを長時間保持することが可能であった。XAD-4を用いたアクティブ法により求めた喫煙室内空気中平均ニコチン濃度と,本法によるニコチン捕集量は,よ
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.7879/siej.21.1
- ISSN : 1882-0395
- CiNii Articles ID : 130006602842